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キタオン

2014年03月号 vol.3

テストから始まるサブストーリー

2014年04月07日 01:12 by koeru
2014年04月07日 01:12 by koeru

夢で記事記事 記事記事記事 どこへもどこまでも (電気ぐるーry)

 

書いた気になっていて遅れてしまった。

ただの洒落でごまかす2014.平成26年度のスタート。

なんだほら、卒業して入学して入社したりもして皆バタバタしているのだろうな。

面接官(面接やる側)だった自分も、去年の春から入学することとなり、その流れで退職することになった。

 

僕は仕事を辞めたことである一つの悟りを得た。

給料は少なめだったとしても、金は貯まる。

 

人生の散財三大要因は「飲み(酒・タバコ)・ギャンブル・異性」である。

それをなるべく避けていれば自然と貯まる。

正直、他人が聞いて驚くような額も可能だ。

まあ僕は学生になることによってもう半分使ってしまったが。

 

低収入であろうとも、家族内で車をシェアリングしたり、無駄な外食を避けたり、安近短の旅をしたり、税金や保険を見直すことでリスクは回避できる。

さすがにお金は貯まらないが、金に困って死ぬこともない。

あと2年我慢すれば、また安定したサラリーのもとでのうのうと暮らすのだ。

それが目標なのだ。

 

しかし学校はしんどい。

なぜあんなにしんどいのかは、俺に耐久力が欠如しているからだ。

病気の山を抱えている人は、退職して学校に入るより、有休ゲットして通院した方がよい。

学校というものは過ぎ去った過去ゆえ、甘く酸っぱくしょっぱいものであり。

19歳~50代とリアルに肩を並べて毎日夜遅くまで勉強するということの辛さの方が先に立ち、振り返れば浮いた話などなく、純粋な「学生」そのものでしかない。

生物である自分と向き合いつつ、現実の「理想」を少しずつ失っていく自分に恐怖を覚え、やがて恐怖さえ覚えなくなる。

麻痺した感覚が、退職前の多忙期の身体感覚とリンクし、「俺ってまだタフだぜ」とふふんと笑えればもうオトナである。

かろうじて、ね。

 

ただ不思議なことに「生への執着」という、もっとも見苦しいものほど肥大していくのだ。

たまに食べたおそろしく自分の消化器と仲睦まじい食べ物への執着は増し(まあぶっちゃけ魚類だったりラーメンだったりだけど)

つづく

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