キタオン

こんばんは。 2014年も折り返してしまいましたけれども、皆様いかがお過ごしでしょうか？

 

THE林'sの加藤です。

この時期は毎年、もう今年も半年が過ぎてしまった…と嘆いている気がするぞ。

そうこうしているうちに年齢ばかりが上乗せされているではないか。 一体どうなっているんだ。

 

一体どこに行きつくというのだろう。

 

 

my wonderwallはどこなんだろう。

びこーずめいべ～、 you're gonna be the one that saves me～♪

気付いたら、クリエイションと契約した時のノエルと同じ年齢になってしまった。

インスパイラルカーペッツのオーディションも受けるわけでもなく、ローディー をやったわけでもなく この歳になってしまった。

残すところはお薬をやって前歯が抜けてクソ長い曲を書き下ろすぐらいしか道が ない。

 

…いや、そんなことはないだろう。全然、道はある。

迷わず行けよ、行けばわかるさ。

 

 

加齢することは、あまりPOPな要素とは言えない感じがある。 何故だろう。

誰にとっても必然であるという意味では、大いに大衆性を帯びていると思うけれど。

必ず誰かに起こり得る事、つまり普遍的なものが必ずしもPOPではないという事 だろうか。

普遍的は普遍的でも、対象の事象が良くないのかしら。

 

例えば、恋。ならばどうか。

これはこれでとても普遍的なあらゆる人間に起こりうる事象である。

そういう意味で、加齢と同じ要素を孕んでいるといえよう。

 

会いたくて会いたくて地震が起きてあまりの恐怖に皆ボーダーを着てねばーえ ばーねばーみたいになっちゃう事実は、

最早日本国民の共通認識といっていいほどのポピュラリティを獲得している訳で、

集団的自衛権の解釈がほにゃほにゃしちゃったことや、

ハメス・ロドリゲスのウルグアイ戦のゴールがすごかったこと、

全国の電気料金が8月から若干さがることなんかよりも認知されているのではな いだろうか。

 

それは何故かって言ったら、POPシンガーがPOPソングとして発表した物が、 巷に普及したからに他ならない訳である。

 

考えてもみなさい。 うら若き女性が意中の異性を想って揺れる思いを抱えながら震えている歌だった からこそ、

世のケータイ世代どころか、スマホ既読スルー世代の心もM8ぐらいで共振した訳で、

加齢の恐怖に震える曲だったらどうですか。 そこのあんさん。

膝が悪いのかい？健康診断の結果大丈夫だったんかい？

みたいな話でしょうよ。

ツムツムってなんですか？みたいなことになるでしょう？

 

そう思うと、夜も眠れない訳です。

 

めちゃくちゃです。我ながら。

 

何故、加齢は絵にならないのだろうか。

心ときめくコンテンツにはなりえないのか。加齢よ。

 

椎名林檎が出した三文ゴシップ収録の『旬』あたりは、加齢に纏わる人間の心象の妙がかなり克明に描かれている良作だと思っておりま すが。

年齢に関しては、女性の方がシビアな感性をお持ちかもしれない。

シビアな感性を持っている女性には常に勝てない感あります。

 

なんの告白じゃい。

また、圧倒的駄文を書きあげてしまった事をここに深くお詫びする次第ではあり ますが、

私はそれを止める事はしません。

 

この無為なる記録に意味を求めると、私の覚束ない魂は忽ち悲鳴を上げ、 温泉の中でかました放屁の如き泡と化し、私自身の精神衛生がいやはや危ない。

それは、私が行っている音楽活動にもまたいえる事で。

 

いやはや危ない。

 

意味を問うな。意味は後からついてくる。さすれば道は開かれん。

 

… あぶくになりそうです。

 

週末は、ライブやるよ！あぶくになる前に！

 

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2014．7.5　SAT

『in the air』

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