バックナンバー(もっと見る)

キタオン

2014年07月号 vol.7

THE林’sの体たらくPOP(大衆性)

2014年08月05日 22:31 by kato-takuya
2014年08月05日 22:31 by kato-takuya

夏。

 

 

 

それは多くの生命が命の盛りを極め、太陽の恩恵を背に我が短き生涯を謳歌する季節である。

 

 

 

ひまわりは日中飽きもせず太陽を見上げることに夢中になり

 

蝉は生涯をかけて全身で魂の咆哮(性的な)をあげ

 

舞い上がる気流は謎の積乱雲を召喚し

 

川原にウーファーを積み上げた何ザイルの某君みたいな人が大親友にパスタを作るのだ。

 

そんな季節。皆様はいかがお過ごしで有りましょうか。

THE林’s加藤です。

 

エンターテイメント産業は、このレジャー気運が高まる折、非常に大切な時期でございましょう。

昨今乱立の度を強めているフェスは最たる例でございましょう。

 

そこらじゅうにフェスがあるもんだから、一体いつが本当のお祭りかわからないよ!

いつもお祭りなの?!人生之、お祭り也なの!?

 

 

 

 

混乱の度を深めております。

 

 

 

 

フェスはフェスティバルの略で、そもそもニッポーンのお祭りとは定義的に毛色が違う気がすんけども、

太古のニッポーンのお祭りには土着的な信仰が宿っていたそうですが、

好きなバンドやら、歌手に対する想い、あるいはロッケンロールや現代音楽を消費する動き自体

一種の信仰めいたメンタルが働いている気がするので、それはそれで間違いではないのかもしれない。

 

対象を崇め奉ることで、京楽なのか、来年の豊作なのかを得ようとする感じですかね。

 

とか言いながら、私も毎年RSRやらJOIN ALIVEやら参加しているんですけれどもね。

行けば非常に面白く。選ばれし表現者たちのパフォーマンスに感嘆するばかりなのです。

 

と同時に迫り来る劣等感。選ばれなかった私がなぜいつも選ばれないままなのか、という問答。

 

これはいつもセットになってやってくる訳であります。

まだぼかぁ日が浅いから~とか、協力なバックアップが~とか腐った言い訳が頭の中を往来するわけですが、

その言い訳で一体誰が救われるんだ、という話でありますよ。

成果を出して、高まる以外に自分のこの惨めさを救う術はないわけであります。

 

 

最近は家にこもり、曲を作っては公開せず、作っては公開せずを繰り返している訳ですが、

社会の日の目を見ず、ここに溜まっていく楽曲たちは、このままでは自己満足以外の存在価値を持ち得ず、

作者である私以外の忘却の対象にすらならない、と考えると、ゴミにもならないゴミを生み出している感覚になる訳であります。

 

この節電中の最中、高騰する電気使ってゴミを生産している。

ゴミ野郎ですか。

 

 

挿絵のような鬱々具合です。

作った曲たちは公開して社会に裁かれなければならないんです。

 

実演によって裁かれる為に、ライブするんです。

 

 

来る8月30日、31日は苫小牧にて活性の火というフェスに参加致します。

 

詳細は下記HPにて

http://activefire14.jimdo.com/line-up/

 

ビッグなバンドいっぱいきます。

 

 

 

我々、THE林’sもやるなら今しかねぇ状態です。

写真はいつやるのか?を話合っている図。

 

頑張るので、よかったら来てね。

 

 

関連記事

テストから始まるサブストーリー 「ダイエットは続くよどこまでも」の巻。くるりもあるでよ!

2014年07月号 vol.7

THE林’sの体たらくPOP(大衆性)

2014年06月号 vol.6

「ダイエットの巻」  テストから始まるサブストーリー

2014年06月号 vol.6

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)