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キタオン

2014年02月号 vol.2

2)テストから始まるサブストーリー「キーボードは立って弾くか、座って弾くか」

2014年02月26日 11:38 by kitaon
2014年02月26日 11:38 by kitaon

長々と書いてyoutube挿入したら全部消えた。

僕に今残るものはただ喪失感である。

スタジオの話も、カクタ君とくろまいさんのことも、全部消えた。

明日からテストだというのに頑張ったこの俺に、神様はなんという仕打ちをするのだろうか。

いや、寝る。

さて起きた。

 今度からは保存しながら書こう。何しろ膨大な文字が消えてしまったのだから。

といつも想うのだけれど、惰性に伴ってまた文字の群れは空に消えていくのだろう、それくらい打つ「リズム」というものは保存を押すことと相容れないのだ。

僕の生活リズム自体がそうなのかもしれないと考えたりする。毎日の生活は保存されず、失敗ではたと立ち止まるとそこでずいぶんと多くの積み立ててきた「毎日」を失うことになるのだ。そんな経験が少なくないような気がする。

 

2月15日、ハラキリカルチャーという札幌のバンドのライヴを観に行った。

ハラキリは4月15日あたりに新譜が発売される(全国流通)のだが、そのアルバムに7曲ほど作曲で参加している。

ハラキリカルチャーは所謂V系と一緒にライヴを行っているが、本人たちの普段の出で立ちはV系とは無縁のそれである。

一般のリーマンがオフの夜には別の顔を持っていたりするアレとも違うような気がする、所謂重たいロックの対バン先がそこにあるから、という感じだ。

 

ハラキリは最初からわりと近年までごく普通にいそうなヘヴィロックバンドでヴォーカルだけがメイクをしているようなバンドだったが、あるときからダブルベースになり鍵盤が加わって音楽的に独自路線を行くようになった。

結局ダブルベースはアレンジが難しいということでオシャカになったのだが、鍵盤がそのまま残り今までのアレンジを全て上塗りし、ピアノコアのようなものになった。

そんな彼らが初めてCDRではなくCDを出す、ということでメンバーと旧知の友(特にギターのチャーリーさんは10年以上の知り合い)である僕も、曲を多く出すことになった。普段僕はクラブジャズやファンク、軽めのPOPカルチャーを聴いているので畑違いなのだが、ジャンル違えど自分らしさは出ているものになったと確信している。ちなみにギターのチャーリーさんもいつもはフレンチポップやヒップホップ、クラブカルチャーのものを聴いている人なので話はとても合う。

彼が楽屋でヴィジュアルの方々と一緒にいる画は不思議な画になる。

 

ハラキリカルチャー(harakiri culture) new album

"或る覆面の日常"

 will be released at 2014/04/16 (1,600yen)

 JANコード [SRX-003]

[track list]
01.前夜*
02.華吹雪*
03.boot it,boot it!
04.畏怖のボレロ
05.スナイパー*
06.歪曲FACE
07.灰の町*
08.さよなら光*
09.トワイライト・ゾーンへ*
10.チャンドラヤーン
11.楽園天国~無慈悲なボクの王国~
12.サマージャンボ!*
13.忌み子*[bonus track]

*マークは僕が提供した曲。一部作詞もしています。

写真みて10人中9人がげーってなったと想う(笑)ので参考動画↓


さて、

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